開業時の医院の規模やスタッフ数、患者さんの特徴はもちろんのこと、5年後10年後先の理想の医院を具体的にイメージします。 それと同時に、「なぜ医師を志したか」「なぜ開業するのか」といった動機を明確化します。
ビジョンに基づき、戸建かテナントか、都市部か郊外か、ニュータウンか下町か、などを絞っていきます。不動産業者の協力を受けながら、最後は実際に現地を視察することで、立地のプラス要素とマイナス要素を洗い出します。
開業地が決まれば、融資を受けるために必要な事業計画書の作成を開始します。通常は会計事務所などに依頼し、融資交渉に耐えうる精密な事業計画書が必要になります。
金融機関に借入申込書と添付資料を提出し、金融機関の担当者との面接に臨みます。 担保や保証人の有無を決定し、金利や返済期間の交渉も行います。通常、面接から1ヶ月以内には融資が決定し、開業資金が確保できます。
開業の2ヶ月前あたりから、スタッフ採用活動を開始します。 求める職種、経験、性格などを明確にし、給与水準も決定します。
通常は求人媒体に掲載し、面接を経て採用通知を出します。
開業日前の1ヶ月から半月前には開業に向けたスタッフ研修を開始します。日々のオペレーションを確認するのはもちろんのこと、医院理念や方向性を統一し、チームとしてまとめていく必要があります。
通常は開業日前の土日などで内覧会を行い、地域の方へのお披露目を行います。医院コンセプトや医療機器を紹介するとともに、院長やスタッフの人柄も含めた医院の雰囲気を知ってもらいます。
開業後すぐに、個人事業を開始するうえで必要な税務関連書類の届出を行います。
一年以内に開業を考えていらっしゃる先生には、開業相談を無料で受け付けております。毎月２名様限定です。
